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月岡中学校育友会講演会に普及コーチが参加しました

2017年11月09日

 2017年10月28日(土)、富山市立月岡中学校の学習発表会において、育友会による講演会が開催され、カターレ富山から吉川拓也普及コーチが講師として参加しました。

 サッカー人生における様々な「出会い」をテーマの根底に据え、時系列にまとめ上げた内容をひとつひとつ追いながら、丁寧に生徒たちへ語りかけました。

 まず冒頭で「選手時代に何千人もの前でプレーしてきた経験がありますが、今その時と比べものにならないほど緊張しています!上手く話せなかったらごめんなさい!」と口火を切り、やや緊張感に包まれた場の空気を一気に和ませていました。
 このあたりは現在担当している普及コーチになってから習得したテクニックなのか、もともと持つ彼のパーソナリティーなのか、いずれにしても生徒たちの表情がよりリラックスしたものとなって講演がスタートしました。

 幼少期から親しんだサッカーで生きていくという決意を抱いた“夢”との出会い、学生時代に発覚した“病気”との出会い、夢であるプロ選手になってからの熾烈な競争の日々や“挫折”との出会い。
 そして、これら全ては「苦しいことも含め人生の糧につながるはずだ」という気づきを与えてくれた、ある“言葉”との出会い…。
 その言葉は『疾風に勁草を知る』という、やや聞きなれないものでした。
 「疾風」とは強い風、困難や試練を例えており、「勁草」とは強い草の事を表します。
 困難や試練(疾風)に遭遇した時、初めてその人の意志の固さや想いの強さ(倒れない強い草)がわかるという意味合いがあります。
 この言葉を支えにして以降、降りかかる困難に対して「出会い」だと受け入れることができ、楽しさや感謝を感じながら壁を超えられるようになったと、振り返りながら話していました。

 この気づきは吉川氏自身20代後半で得たものでしたが、生徒の皆には今日その事に気づいてほしい、と熱く誠実なメッセージを届けていました。

 今回の講演は中学生全学年を対象としており、生徒それぞれの置かれている状況、頑張って取り組んでいること、抱えている悩みなど本当に様々あると思いますが、どの様な立場に置かれている人であっても感銘を受ける部分があったように感じました。

 聞き入る生徒たちのまっすぐな眼差しを見て、吉川氏の届けたいメッセージはしっかりと一人ひとりの心に残ったように映りました。

 人生には思うようにいかないこと、それによって傷つく経験も時にはあるでしょうが、ふと『疾風に勁草を知る』を思い出して、今後の学生生活を充実させてほしいと思います。


 富山市立月岡中学校育友会の皆様、先生方、生徒の皆様、この度はこの様な貴重な機会を与えてくださり誠にありがとうございました。

学生時代からプロ選手時代、引退後の現職に至るまで、その都度感じていた事を生徒の皆さんへお伝えしました。 多くの生徒たち、一人ひとりに語りかけます。
「目標に対して時には回り道しても大丈夫」と生徒目線で語りかけます。 質問タイムでは「女性との“出会い”も大切ですか?」と思春期ならではの問いかけもあり、会場に笑みがこぼれました。