【北陸銀行×カターレ富山】
持続可能なクラブ運営を目指した
サステナビリティ事業活動開始

このたび、トップパートナーである株式会社北陸銀行様とともに、サステナビリティ事業活動を開始しますので、下記の通りお知らせいたします。

【北陸銀行×カターレ富山】持続可能なクラブ運営を目指したサステナビリティ事業活動開始

 

取組の背景

昨今の猛暑をはじめとした気候変動は、社会活動への大きなインパクトを与えており、サッカー活動についても、暑熱環境下では実施自体を回避する等の対応が始まっています。カターレ富山のホームゲームにおいては、開催日時の調整はもとより、場内アナウンスによる注意喚起、飲料販売の増強等を実施しておりますが、熱中症が疑われる体調不良者が断続的に発生しています。
また、これからの未来を担う子どもたちにとっては、サッカーに限らず夏場の活動が制限される場面が多くみられます。将来にわたって、子どもたちの体験・学びの機会を安全に確保していくことは、社会の課題として認識しています。
こうしたなか、Jリーグは、気候アクションロードマップを定め、各クラブの環境負荷の軽減と同時に、サッカーが持つ力を活かし、サッカーファミリーと共に社会に対してポジティブな影響を生み出していく考え方を示しています。
カターレ富山は、Jリーグが掲げるこのロードマップに呼応し、気候変動がもたらす課題にアプローチする第一歩として、環境負荷の少ない持続可能なクラブ運営を目指す取り組みをスタートさせます。あわせて、サッカークラブとしての発信力を活かしながら、地域のハブとしてファン・サポーターやパートナー企業の皆様を巻き込み、地域社会全体の環境意識を高めてまいります。

 

取組の概要

取り組みの第一弾として、北陸銀行が連携するソコテック・サーティフィケーション・ジャパン株式会社(代表取締役 二場 誠吾)、株式会社アール・エ北陸(代表取締役 髙澤 康之)の協力のもと、温室効果ガス排出量の算定、カーボンニュートラル計画の策定、省エネルギー診断の実施、エネルギー効率化計画の策定に取り組みます。

(1)温室効果ガス排出量の算定、カーボンニュートラル計画の策定

活動内容

■クラブ運営における温室効果ガス排出量(スコープ1・2・3)の算定

■カーボンニュートラルの実現に向けた温室効果ガス排出量削減計画の策定

支援機関

■企業名   :ソコテック・サーティフィケーション・ジャパン株式会社

■代表取締役:二場 誠吾

■本社住所 :東京都千代田区大手町1丁目7番2号 東京サンケイビル15階

■URL  :https://socotec-certification-international.jp

※算定に当たっては、パーセフォニ社(本社:米国アリゾナ州テンピ)が提供する温室効果ガス排出量可視化サービス「Persefoni Pro」を活用

(2)省エネ診断、エネルギー効率化計画の策定

活動内容

■クラブの主要活動拠点における省エネルギー診断の実施

■省エネルギー診断の結果を踏まえたエネルギー効率化計画の策定

支援機関

■企業名   :株式会社アール・エ北陸

■代表取締役:髙澤 康之

■本社住所 :富山県富山市黒崎75番地1

■URL  :https://ra-hokuriku.jp

これらの取り組み結果を踏まえて、クラブの環境関連事業をより深化させてまいります。また、子どもたちに対する環境教育、環境負荷の少ないホームゲーム運営、バス等の公共交通のさらなる利用促進など、環境意識の啓発に向けた新たな施策を検討してまいります。