災害ボランティア活動レポート(令和6年能登半島地震復興支援プロジェクト in氷見)

災害ボランティア活動レポート(令和6年能登半島地震復興支援プロジェクト in氷見)

カターレ富山では、能登半島地震復興支援プロジェクトを6月から本格始動する前に、現地の様子やボランティア活動として求められているものを少しでも知り、活動に生かすことを目的として、富山県内で最も被害が大きかった氷見市で、3月10日(日)、4月20日(土)に続き、4/27(土)に氷見市社会福祉協議会の協力のもと3回目のボランティア活動を実施しました。

今回のボランティア活動は、地震によって剥がれ落ちた家屋の外壁が玄関を塞いだため、依頼されたご家族が家の中に入れるよう取り除くことをミッションとし、弊社フロントスタッフ4名、プロジェクトパートナーの日本海ガス絆ホールディングスの社員様2名が参加し、総勢6名でがれきの撤去作業に従事しました。
まずは活動拠点となる「氷見市いきいき元気館」で、ボランティアの心得を学び、ラジオ体操で体をほぐした後、2tトラック1台、軽トラック1台で現地に向かいました。3階建て家屋の剥がれ落ちた外壁の中には、プラスチックやガラス材、鉄板などが含まれていたため、それらを分別しながら依頼者のご家族と一緒にトラックに詰め込みました。
2tトラック3台分+軽トラック1台分に相当する大量のがれきは、想像を超える物量でしたが、午前中で帰らなければならない依頼者のために急ピッチで作業を進め、何とか午前中にミッションとしていた玄関前のがれきを片付けることができました。午後からは残りのがれきを片付け、予定よりも1時間早い14:30にすべてのがれき撤去を完了することができました。今思えば日本海ガス絆ホールディングス様にご用意いただいた2tトラックがなければ、仮設置き場への運搬に時間を要し、予定の15:30までに作業を終えることはできなかったと思われます。
すべてのがれきを仮設置き場に移して現場を確認した瞬間、心地よい疲労を感じつつ、震災後はじめて家屋に入った依頼者の笑顔を思い出し、6名全員で達成感を味わいました。今後も「北陸を元気に!」を合言葉に依頼者そして従事者がともに笑顔になるそんな活動を目指し、本プロジェクトをさらに広げてまいります。

最後にはなりますが、ゴールデンウィーク初日にもかかわらず快く参加してくださった日本海ガス絆ホールディングス様、本活動のために調整してくださった氷見市社会福祉協議会様、誠にありがとうございました。
また、本ボランティア活動を丹念に取材し、写真入りで大きく取り上げていただいた富山新聞社様に心より感謝申し上げます。