【活動レポート】「誕生日寄付×カターレ富山」第1期 贈呈式

カターレ富山では、富山県内の障がいや発達凸凹、不登校等さまざまな困難を抱える子どもたちへの支援を目的とした寄付活動 「誕生日寄付×カターレ富山」(協力:公益社団法人日本フィランソロピー協会・JPA)におきまして、第1期(2022年5月13日~2022年10月31日)の寄付金を2つの団体へ寄付することとなり贈呈式を行いました。

寄付先の団体の代表の方々からは、福祉や教育に当てはまるわけではなく、助成が得られにくく自主財源が少ないため、この誕生日寄付が非常に有難いとのことでした。

ご自身や大切な人、応援している選手の誕生日には「誕生日寄付」をする文化が、広がっていくことで困難を抱えた子どもたちが行き場を失わず、集うことができる場所を守っていくことに繋がると思います。

これからも誕生日寄付をよろしくお願い致します。

 

■2022年3月20日(月) 一般社団法人Ponteとやま
https://ponte-toyama.com/

贈呈式には左伴繁雄社長、椎名伸志選手、伊藤拓巳選手が参加し、
小学生から20代30代の若者まで幅広い年代の皆さんが集い温かい空間で交流をさせていただきました。
不登校傾向の子、グレーゾーンの子、発達障がいの子、就労支援の必要な若者などが「フリースタイルスクール」で「ごちゃまぜ」に活動しておられ、カフェを営業されているためこの日は手作りのクッキーや美味しいコーヒーをいれていただきました。
若い方々は団体の活動を手伝っておられ、不登校や就職がうまくいかなかったなど様々な境遇からこの場所に来て社会参加することができ、助けられたとお話しくださいました。

・団体概要
理事の自宅庭のカフェを拠点に、月火水は、子どもや若者の居場所、木金土は、カフェ営業を行っている。平日は不登校の子どもたちが多いが、学校に行っている子どもたちも、ときどき来て賑やかである。皆でお昼ご飯を作って食べたり、ゲームや運動などをしている。月2回中学生が中心になって、たんぽぽカフェの運営をしている。カフェも赤ちゃんから高齢者、近所の人も来て大変賑わっています。
個別相談、発達障がいの若者たちの居場所活動、発達障がいなどで学習に悩む子どもたちに学習サポートも行っています。

 

■2022年3月24日(金) 特定非営利活動法人キッズアイ
https://npokidsi.wixsite.com/kidsi

贈呈式には左伴繁雄社長、今瀬淳也選手、下堂竜聖選手が参加し、放課後児童クラブの子どもたちと交流しました。
今の時代は、子どもたちが学校のグラウンドで遊ぶことができなかったり、オンライン通信でゲームをすることが主流となり子どもたちの社会性も育むことが難しいといいます。
障がいや困難を抱えていても思いっきり運動ができる機会を、とカターレ富山はサッカー教室なども行っています。

・団体概要
小学生のための放課後児童クラブ『しばぞのキッズ』、不登校傾向の小中学生(フリースクール)及び障がい特性のある小中高生のための放課後デイサービスの『きみ色とやま』の2つの児童福祉事業を運営している。誕生日寄付は、恵まれない状況・環境にありながら、公的な支援の受けられていない、いわゆるグレーゾーンの子どもたちに、思いっきりスポーツができる機会を提供し、スポーツの楽しさ・素晴らしさを体験していただくことに役立てたい。