試合結果

2021明治安田生命J3リーグ 第23節

2021.10.17[SUN] KickOff 13:00 富山県総合運動公園陸上競技場

HOME GAME
1-0
1- 前半 -0
0- 後半 -0

GOAL

戸根 一誓 (14分)

STARTER

GK 1 西部 洋平
DF 4 戸根 一誓
DF 5 今瀬 淳也
DF 23 林堂 眞
MF 13 安藤 由翔
MF 16 末木 裕也
MF 17 姫野 宥弥
MF 20 音泉 翔眞
MF 22 椎名 伸志
FW 27 吉平 翼
FW 28 マテウス レイリア
GK 1 高橋 拓也
DF 5 小松 拓幹
DF 2 西野 貴治
DF 33 遠藤 元一
MF 4 薩川 淳貴
MF 19 川﨑 一輝
MF 27 鯰田 太陽
MF 7 西本 雅崇
MF 18 中村 亮
FW 26 阿部 要門
FW 11 中村 駿太

SUBSTITUTES

GK 31 齋藤 和希
DF 19 柳下 大樹
MF 6 碓井 鉄平
MF 7 佐々木 陽次
MF 50 田中 佑昌
FW 9 大野 耀平
FW 8 高橋 駿太
GK 16 渡辺 健太
MF 6 長谷川 隼
MF 8 渡辺 悠雅
MF 10 高木 和正
MF 15 岩本 和希
FW 9 栗田 マークアジェイ
FW 13 重松 健太郎

監督

石﨑 信弘
ゼムノビッチ ズドラブコ

DATA

選手交代

63分 out
吉平 翼
in
高橋 駿太
88分 out
音泉 翔眞
in
柳下 大樹
90分+4 out
マテウス レイリア
in
大野 耀平
90分+4 out
姫野宥弥
in
碓井 鉄平
46分 out
阿部 要門
in
重松 健太郎
64分 out
中村 亮
in
栗田 マークアジェイ
64分 out
中村 駿太
in
高木 和正
84分 out
薩川 淳貴
in
渡辺 悠雅

警告

29分 椎名 伸志
39分 中村 駿太

退場

DATA

シュート 10
GK 8
CK 7
FK 11
PK 0
シュート 3
GK 11
CK 4
FK 12
PK 0
入場者数 2,070人
天候 雨、中風
気温 12.2℃
湿度 90%
ピッチ 全面良芝
主審 佐藤 誠和
副審 秋澤 昌治、加藤 正和
第4の審判員 中田 雅也

COMMENT

監督コメント

監督
石﨑 信弘
ー試合の総括について
アウェーで2連勝して、1試合開いたが、何としても今日は勝って3連勝を目指そうと、立ち上がりからプレッシャーかけて良い形で攻撃ができた。しかし、1点を取った後に少しプレッシャーが掛らなくなってしまい、後半の飲水タイムまでは押し込まれる形が多かった。
飲水タイムを挟んでからプレッシャーが掛かるようになり、高い位置でボールを奪い、チャンスをつくる場面が増えた。
1対0という結果ではあるが、何よりも選手がこの雨の中、最後まで頑張ってくれたことが良かった。次の試合では今日以上に頑張っていきたいと思う。

ー石崎監督の言うとおり後半の飲水タイムまで相手にボールを持たれるような状況が続いていたが、それをどのようにして修正したのか?
ディフェンスに関して選手に多少の迷いがあったので、飲水タイム中にもっと前から奪いに行こうとか、システムを変えようとかいろんな話が出たが、もう少し前からプレッシャーを掛けに行かせた事でプレッシャーが掛かるようになり、チャンスが増えた。

ー1点リードしている状況だったので、思い切って前からプレッシャーを掛けに行くべきか、あるいは慎重に対処すべきかそういう迷いがあったのか?
90分の試合では、必ず相手のリズムで試合が進む時間帯があるので、しっかり耐える時間帯と自分たちのリズムで前線から奪いに行く時間帯でメリハリをつけるが大切。繰り返しになるが、押し込まれた時は粘り強く守り、チャンスがあれば高い位置からプレッシャー掛けていく。その中で良い位置でボールを奪えればシュートまで持っていく形がつくれる。

ー途中交代で高橋選手を入れてから、次の交代までかなり引っ張ったが何か考えがあったのか?
高橋選手が交代で入ってから、とても流れが良かった事、中盤の3人が連動してプレッシャーを掛け、また、バランスよくボールもキープできていたので、疲労度を見ながら出来るところまで引っ張った。試合中、3人とも体力的には大丈夫だと言ってくれていたが、最後に姫野選手が足を攣って動けなくなったので急遽、碓井選手に交代した。それにしても3人の攻守のバランスはとても良かった。

ー最後、相手のゴール前に入れてくるボールにシュートまで行かれたシーンが何度かあって、かなりドキドキしながら見ていたが、全体の守備であったり、クロスへの対応であったり、ある程度できると確信を持っていたとか、監督自身何か感想はあるのか?
結果だから何とも言えないし、まだ試合記録も見ていないのではっきりした事は言えないが、相手のシュートは1本程度に抑えていた思う。前半は0本に抑え、後半も最後に西部選手の正面に飛んだシュートが1本あったくらい。途中から上背のある選手を入れて、その選手に合わせるボールやクロスボールへの対応はしっかり出来ていたと思う。

ー残り試合が少なくなる中、厳しい戦いは続いていくと思うが、今日の讃岐戦に勝利し、今季初の3連勝ということで何か想うところはあるか?
ここに至るまでコロナで試合が延期になったり、先週は1試合開いたりとイレギュラーな部分はあったが、選手は本当に集中して戦ってくれた。ただ今日のゲーム中でも上手く行かなかったところや押し込まれたところがあったので、出てきた課題に対してどう反省し、どう生かしていくかが大事だと考える。
ーセットプレーを強みにしていると思うが、得点したコーナーキックからの流れは狙いどおりの形だったのか?
あれはトレーニングから試していた狙い通りのボールが入り、そこに飛び込み一発では入らなかったが、セカンドボールをしっかり押し込んだ。まさにセットプレーのトレーニングの成果である。

ー非常に天候が悪く、気温も寒かったが、今日の試合に影響はあったか?
ピッチは雨で滑りやすく、また、冬芝が生え始めで地面に根づいていなかったが、ピッチコンディションにしっかり対応し、カバーリングの意識も持ってプレーできていた。

ー前回ホーム鳥取戦で0対2で負けたが、その後、チームが変わったところ、また変えたところはあるか?
大きく変えたところはない。ただ、それまで出来ていて、鳥取戦にできなかったことをもう一度、最初からできるようにやっていこうと意識させ、実践できたのがここ2試合の福島、八戸戦。今日讃岐戦もこの2試合と同様に、やるべき事を徹底してくれた事が3連勝に繋がった。

ー戸根選手が全試合出場しているが、戸根選手への期待・信頼について
ディフェンスで試合に出場し続け、いい経験を積んでいるのではないかと見ている。守備面に関して大きな問題はないが、攻撃のビルドアップがもっともっと上手になればさらに良い選手になると思う。

選手コメント

GK 1
西部 洋平
ー厳しい試合を何とか頑張って今季初の3連勝としたが、ゴールキーパーとしてどのように感じているか?
ご覧のとおり非常に歯痒いと言うかもどかしいというか、何かやりたい事があるのに中々それを目一杯できないゲームだった。そのような中でも焦れずにプレーし、この状況に対応できた事は、今、チームが進歩している証かなと思うので、1対0で勝ち切った事を前向きに捉えたい。

ー早い段階で先制して良い流れだなと思ったが、かなり押し込まれる時間帯が続き、それを後ろから見ていて何が原因だと思ったか?
ここ最近のストロングポイントであった背後へのボールがイメージ的には上手く使えていなかった。相手のプレッシャーの位置や相手ディフェンスラインの高さによって上手い具合につぶされて、背後を狙えない時にモタモタするというか、むしろ相手にボールを持たされる形になってしまったのが要因かなと思う。
まだゲームを振り返っていないのではっきりした事は言えないが、もう少しボールを動かして相手を動かしながら、もっと自分たちのテンポでサッカーが出来れば良かったのかなと振り返る。
もっと自信を持って相手を引き付けてポゼッションが出来れば、自分たちのリズムで試合を進められたと思う。

ー残り試合が少なくなってくる中で、このような厳しい試合が増えてくると思うが、経験豊富な西部選手の目から見て、今後の昇格争いではどんなところが一番大事になってくるのか?
たくさんあるがメンタル的なところが非常に大きいと思う。そのメンタルと言うのは、チーム全員が同じ方向を向けるかと言う事で、それが7割ぐらいを占めるのではないか。それが出来ている時はおのずと自分たちのやりたい事ができているし、良いゲームが出来ているので、選手が同じ方向を向いて、残り7試合を駆け抜けられるようしっかりやっていきたい。

ー2試合連続の無失点は5月以来となるが、相手の違いはあるもののピンチが少なかった守備面の評価を聞かせて欲しい
全体的に相手のリズムでボールを握られる時間が続いたが、しっかりとブロックを形成して対応できていた。シーズン前半はブロックを形成して守る事を苦手としていて、ハイプレッシャーは上手く出来ても、ブロックを敷いた時にどうしてもズレが起きたり、後手を踏んでしまうパターンが多かった。今日はそれが修正出来ていて、ボールは持たれても上手く対応していたので、その辺がかなり整理されてきたなと見ていて頼もしく思った。

ー石崎監督と話をする中で、クロスに対するポジショニングや体の向き等を話されるが、やはりそういったところが良くなっているから結果に繋がっているのか?
本当にその通りだと思う。細かいところもだいぶ変わってきたなと自分が見ていても思うし、個々人の意識もだいぶ変わってきた。石崎監督もよく言っているが、最後はそういう細かいところが勝敗を分けるので、細部に拘りながらゲームはもちろん練習から意識づけしてやっていきたい。
DF 4
戸根 一誓
ー得点シーンを振り返って
自分自身はこぼれ球に反応したので大した事はしていないが、富山の強みであり、チームとしてかなり練習しているセットプレーで決めることが出来たのは良かった。一度ゴールキーパーが弾いたところを詰めることが出来たので練習の成果を出せたと感じる。

ー試合は押し込まれる時間帯もあったが、実際はどのように感じたか?
1点差だったのですごい苦しかった。でも我慢強く、皆が勝つために走ったり、体を張ったりすることが90分できたと思う。

ー試合運びとしてはどう感じているか?
結構、早い段階で点が取れていい流れだった。後半は結構押し込まれたが、そのような展開は多くなると想定していたので、カウンターで追加点を取れたらもっと良かったと思う。

ー今日のような厳しい試合も増えてくると思うが、今後に向けた意気込みは
今日で3連勝することができたが、これからも勝ち続けていかないと昇格はできないと思う。J3は混戦なので、まず次の今治戦も集中して戦いたい。勝ちを積み重ねていけば昇格ができると思うので100%で試合に臨んでいきたい。

ー今季は全試合フル出場ですが、好調の理由は何か?
正直、去年よりも今年の石﨑監督の方が僕を信頼してくれていることを強く感じている。
その期待に応えないといけないし、今日、試合に出ていないサブの選手、メンバー外の選手には良い選手が沢山いるので、スタメンに相応しいプレーを発揮できなければ、すぐに交代させられると思っている。今、自分は試合に出ている責任を強く感じており、それがプレーの好調を維持できている要因だと思う。


カターレ富山に加入して3年目ですがどこが伸びたと思いますか?
去年からは林堂選手に色々と教わっていたし、さらに今年は西部選手からも教えてもらうことがあった。例えば「勝つために必要なこと」に対しては大学卒業してカターレ富山に加入した時よりも意識できるようになったと思う。

チームで全員攻撃全員守備で戦うスタイルだが、攻撃面で個人的に意識していることは?
前期では安藤選手がボールを持ったらオーバーラップすることを考えていた。
後期は絶対失点したくないという気持ちから守備を意識しがちになり、前期よりも上がれていないシーンが多いので、最近は攻撃面に対して意識をしていることはない。そこは自分の課題だと感じる

雨の中での試合で難しかった点はありますか?
芝が緩くて、足が芝に取られて転んでしまう可能性もあったので、後ろの選手で声かけてカバーを意識してプレーした。

PHOTO